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丸ごとスイカを609日放置 1年後も丸いまま、最後は土のように

丸ごとのスイカを容器に入れ、609日間撮影したタイムラプス。365日後も丸い形を保っていましたが、460日台から底が崩れ、最後は乾いた土のような姿になりました。元動画と保存の注意点を確認します。

新鮮な丸ごとのスイカが崩れ、乾いた残骸になる3段階を並べたイラスト

※カビや食品の腐敗過程を含む動画です。苦手な方は再生にご注意ください。

609日目、容器に残っていたのは、もう丸いスイカではありませんでした。水分が抜け、表面がひび割れた薄い塊。見た目は乾いた土に近く、最初の姿を知らなければスイカとは分からないほどです。

ところが、このスイカは最初の1年間、輪郭がほとんど崩れません。大きな変化が始まったのは460日を過ぎてからでした。

この様子を撮影したのは、食品や身近な物の変化を記録しているYouTubeチャンネル「Photo Owl Time Lapse」。

Photo Owl Time Lapse「A WHOLE WATERMELON – My longest time lapse ever!」

最初の1年は「色が薄くなる」程度

撮影は、大きな透明容器の中へスイカを横向きに置いた状態で始まります。最初の数日は、皮の黄色い部分が目立たなくなる程度。70日を過ぎるころから緑色とシマ模様が薄くなりますが、丸い形に大きな変化はありません。

365日目を迎えても、遠目にはまだ普通のスイカです。中身の変化は外から分からず、皮だけが形を支えているように見えます。

この動画で目を引くのは、派手に崩れる瞬間より、むしろ崩れない期間の長さでした。

460日を過ぎると、底から一気に崩れた

静かな変化が終わるのは460日台です。容器と接していた底面がやわらかくなり、黄色い液体がにじみ始めます。一度漏れ出すと変化は速く、下部がつぶれ、容器の底へ液体が広がっていきました。

経過日数 動画で確認できる変化
70日ごろ 皮の緑色とシマ模様が少しずつ薄くなる
365日 丸い輪郭を保ち、まだスイカだと分かる
460~470日台 底面が崩れ、黄色い液体とカビが広がり始める
500~540日 全体がしぼみ、液体に浸かった平たい状態になる
570~609日 水分が蒸発し、ひび割れた薄い残骸へ変わる

609日目は、乾いた土の塊に近い姿に

500日を過ぎると、スイカは徐々にしぼんでいきます。540日ごろには、容器にたまった液体へ沈むような平たい状態になりました。

570日を過ぎると、今度は水分が蒸発して乾燥が進みます。表面にはひびが入り、端からめくれ、609日目には薄く乾いた残骸だけが残りました。

丸いスイカの姿を1年以上保っていたのに、崩れ始めてから最後の形になるまでは約5カ月。この時間差が、4分44秒の映像に凝縮されています。

元動画は756万回超、Xでは記事を紹介する投稿も

元動画は2026年8月9日1時53分時点で756万1966回再生され、高評価は28万2191件。公開から4年以上たった現在も再生されています。

Xでは、ねとらぼのYahoo!ニュース版を紹介する投稿も確認できました。

ひろもとのX投稿を見る(2026年8月8日)

この投稿は記事の見出しとリンクを共有したもので、投稿者自身の感想は加えられていません。そのため、1件の投稿を「X全体の反応」としては扱っていません。

「609日保存できる」という意味ではない

動画の説明欄には、撮影時の室温や湿度、スイカの品種、収穫から撮影開始までの日数が記載されていません。ひとつのスイカを長期間追った記録であり、同じ条件なら必ず609日で同じ姿になると示した比較実験ではありません。

外側が丸いままでも、中身が食べられる状態とは限りません。農林水産省が紹介する保存方法では、丸ごとのスイカは涼しい場所で約2週間、切ったスイカは野菜室で約3日が目安です。

この映像が記録したのは「609日間食べられたスイカ」ではなく、「外皮が長く形を保ったあと、崩れて乾燥するまでの609日間」です。