雑に撮った食べ物の写真ほど、妙にうまそうなときがある。
8月3日、「久しぶりにシー行ったら吹っ飛ぶくらいおいしいのあった」という投稿がXに出ていた。赤い包みの上に、細長く折りたたまれたパン。端からソーセージとチーズが見えている。
久しぶりにシー行ったら吹っ飛ぶくらいおいしいのあった(雑写真)
名前はチーズドッグ。でも、想像より具が多い
東京ディズニーリゾートの公式メニューで形を見比べると、「チーズドッグ(ツナ&コーンマヨネーズ)」だった。価格は800円。
ホットドッグと言われて浮かぶ丸いバンズではなく、平たい生地で具を包んだ形だ。ツナ、コーン、マヨネーズ、チーズ、ソーセージ。名前の短さに対して、中身が渋滞している。
販売店はメディテレーニアンハーバーの「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」。販売期間は2026年4月8日から9月14日までと案内されている。ずっとある定番ではないので、写真を見て食べたくなった人は秋まで待たないほうがよさそうだ。
店名どおりパンやペストリーを扱う店で、場所はパークへ入って比較的早いメディテレーニアンハーバー側。アトラクションの合間に奥まで戻らず買えるのは助かる。ただし、公式ページには当日の販売状況や品切れで内容が変わる場合があるとも書かれている。
商品名だけ検索すると「チーズドッグ」までしか覚えていない紹介も出てくる。注文時は括弧内の「ツナ&コーンマヨネーズ」まで見る必要がある。普通のソーセージとチーズだけを想像して買うと、かなり別の味が来る。
販売期間を日付で見ると、4月8日から9月14日までの約5か月。夏イベントだけの数週間メニューではなく、春から暑い時期まで置く設計だ。それでも9月中旬には終わる予定なので、秋のハロウィーン時期に行けば残っている、とは限らない。
公式ページに出ている販売店は、この1店舗だけだ。800円という価格だけ覚えて別エリアのワゴンを探しても見つからない可能性がある。Xの写真を保存するなら、商品名と一緒に「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」まで残しておくほうが役に立つ。
きれいな公式写真と、雑な実食写真
公式写真は具の断面が見え、パンの焼き色も整っている。一方、Xの写真は手元で急いで撮った感じが強い。ところが、「いま食べて、かなり気に入った」という温度は後者のほうがよく伝わる。
投稿への反応では、商品名や売り場を尋ねる人が続き、食べたことのある人から場所の補足も出ていた。テーマパークの写真は「どこで買えるか」が抜けがちなので、公式メニューへ戻って店名と期間を確認できるだけで、次に行く人にはかなり役立つ。
テーマパークの食べ物は、キャラクターの見た目や季節限定の色が話題になりやすい。このチーズドッグは、外から見るとかなり茶色い。映えより腹持ち寄りだ。それでも投稿が広がったのは、食べた人の勢いが勝ったからだろう。
800円は街のパン屋と比べれば高い。ただ、パーク内で座る時間を短くして、片手で温かいものを食べたい場面には合う。ツナマヨとコーンにソーセージまで入っているので、軽食というより一食に近そうだ。
私は公式名を見て、チーズより「ツナ&コーンマヨネーズ」のほうに気持ちを持っていかれた。子どものころ好きだったパンの具を、全部一つへ入れたような構成だ。上品さはない。でも、それでいい。
見たもの
アイキャッチ:東京ディズニーリゾート公式メニュー掲載画像。商品・価格・販売期間は2026年8月4日時点の表示です。